いろのはできごと

2018/12/11

こころが満たされるとき

アトリエにある材料はいくつまで、と決められているわけではありません。

 

なので、たとえば粘土をやまのように使う子もいますが、画用紙一枚という子もいます。

やまのように使うのはどうしてかしら?

いくつもいくつも作って習練しているの?

いっぱいあると、こころが満たされる?

 

いろいろと考えます。

 

自分もやってみればわかることってありますね。

その日はそんな感情を持ちました。

 

恒例になったRiforさんの冬のアレンジメント、今年はスワッグづくりをリクエストしました。

 

始まってひとつひとつ花材のおはなし。

 

ヒムロスギ・・・ブルーアイス・・・アップルユーカリ・・・

マートル・・・ノイバラ・・・カイズカイブキ・・・

ニューサイラン・・・リューカデンドロン・・・などなど

 

でてくるでてくる・・・

 

Riforさんスワッグ材料

 

はぁ~なんだか、し・あ・わ・せ♪

植物の意味も話してくださるのでさらに、しあわせ。

 

もちろん、全部使わなくてもいいわけなのですが、みなさん使っていましたね。

 

これも入れてこれもここに・・・とやっていく間に

こころが満たされていく感じ。

こどもたちもこんな感覚を味わっているんだろうなぁ。

 

終わってから、ドアに飾った写真を送ってくれた方もいました。

 

みなさんのドアから幸せがやってきますように・・・❤

 

おはなくらす 2018冬 スワッグづくり

 

2018/11/19

お気に入りのところ

3週間前、「南北コリアと日本のともだち展」のスタッフの方が来てくれました。

いろのはの近くにお住まいで、2001年から大韓民国、中華人民共和国、朝鮮民主主義人民共和国、日本の子どもたちの絵画展の紹介とともに絵を募集中との事。

絵でお互いを紹介し合い、北東アジアの地域の平和について考える催しで、各地域で展示会があるそうです。

http://homepage2.nifty.com

 

自由創作のアトリエで、やりたいことがあって来ているこどもが多いので、誰も描かないかも?とお話しし、

子どもたちに活動を紹介しました。

 

子どもの反応はそれぞれ・・・

「絵?絶対やだ!」

「テーマがあるの?やだ!自由に描きたい」

「・・・」(話を聞いて自分の創作へ)

「描きたいけど、他にやりたいことが山の様にあってできない」

「自分のやりたいことが終わって、時間が余ったらやる!」

「絶対展示されるの?本当に?どんなのでも?だったらやる」

「参加賞とかある?ないんだ、だったらやらない」

「・・・・・やろうかな」

「あ、いいよ」  などなど。

 

テーマが「わたしのまち、あなたのまち」

ともだちを連れて行ってあげたいところ、お気に入りのところ、よくあそびにいくところ、じまんの場所など。

描き始める子どもがいると、あとのお楽しみということと、口出ししないよう、見ないように背を向けていました。

 

描いた場所を見ると、子どもにとって意味があるのだろうなと考えさせられることもあり、

描かなかった子どもにも「そういう場所ってある?」

などと好奇心まる出しで聞いたりして・・・

家だったり、一人になれる場所だったり、中には「ない!」など。

それはそれで、ひとりひとりの心をのぞいてみたくなります。

 

ひとり、6年生のKくんがアトリエを描いていました。

多くを語らないKくんは、私としては楽しんでいるのかどうなのかな、と思うこともあり心が動かされました。

その絵の中には

自分、私、いろのはのキャラクターのいろのはちゃん、飾ってある私が作ったマトリョーシカの家族のお父さん、ゆがんだ時計、いろのはの建物が描かれており、Kくんのいろいろな想いが感じられる絵です。

 

2時間でも終わらず、次の回も持越し、丁寧に仕上げていました。

日にちが変わったことで、表現も変わっていきました。

 

私とアトリエは子どもに守られているみたい、

思春期になって夫性を意識しているのかな

均整のとれた構図も成長を感じます。

 

いろいろな思いが感じとられ、胸がいっぱいになり、勝手に心が通じたような気が・・・

だいたい一人で来るので、久しぶりにお母様にメール。

この1年半、大きな変化大きな成長、アトリエの時間が支えになっているとのこと。

 

それにしても、私の背中からでているものなんだろ?オーラ見える人?笑

 

見る側の想像もひろがり、絵はいいなぁ、あらためて思います。

 

30日が締切必着。まだまだ募集中・・・

そのスタッフの方は私が色彩心理を学んだ学校と繋がりがある方なのでした。

絵も縁も不思議。

 

いろのはのできごと K君作品

2018/09/18

キャラクターの描画の変遷

きょうも「いろのは」は、それぞれが思い思いに創作をしています。

石膏をかたどって削ってみたり・・・

まんがを描いたり・・・

えのぐのにじみとクレヨンの描画を楽しんだり・・・

 

自主的にこどもたちが今日の2時間、やることを考えているので

なかにはキャラクターを描く子どももいます。

 

絵画や造形の教室にいったらキャラクターを描く事は禁止されるかもしれませんが

その意味や変遷はとても興味をひくものです。

なぜ、そのキャラクターに惹かれるのか養育者の方と一緒に考えていきたいと思っています。

 

夏休み前におかあさんから学校で、色の使い方がいいと褒められましたと見せてもらった絵をみて

最近のMくんの自信に満ちた、画面いっぱい大きく描くキャラクターの構図に似ているなと感じました。

写真記録している今までのキャラクターの絵をもう一度見返してみました。

 

Mくんはゲームが好きなので、そのキャラクターが時々描画に現れます。

 

2015年はアグリバード  丸を描くという事で、描画的には基本の段階かと思います。

2016年になりゲームの全体をとらえるような構図が出てきて・・・

2017年には、四角が組み合わされたマインクラフト・・・自信が持てず、画面の割に小さく描いています。

そして今年になって画面いっぱいに(四つ切)腕を動かし体全体で描いています。

描き続けることで、小さく自身がなかったマインクラフトも大きく自信が満ちてきて自分自身を投影しているようです。

でもこの時はまだ正面です。

そして1ヶ月もしないうちにマインクラフトを立体的にとらえる、斜めから見た描画。

このころ、学校で歯磨きのポスターを描いたのかと思います。

 

 

そして、お母さんもMくんが描いたキャラクターを受け入れています。

Mくんが描きたいと思うスプラトゥーンの画像をわざわざコピーをしてくれていました。

 

それを持ってやってきたMくん、写すことなく絵をみてさらさらと描いていました。

いよいよ動きのある人物像にきたか!

その発展は目をみはるものがありました。

 

高学年になってキャラクターだけでなくいろいろなものを描いていくのだろうな。

そんな期待をもたせてくれるひとときでした。

 

お母さんからは、規制のない創作がMくんにとってぴったりだったと話してくださいました。

工作も先生から既存にとらわれていない発想があると言われたそうです。

 

そして夏休みの宿題でだした絵はお米のコンクールの描画。

描画を出したのはクラスでひとりだけだったとか。

そんなMくんを誇らしく思う反面、複雑な心境。

 

高橋 海月 キャラクター変遷

 

高橋 海月 学校の絵

 

高橋 海月 お米の絵

 

 

2018/08/05

家族がひとつになれば・・・

家族がひとつになれば世界は救える!

 

好きですね。インクレディブルファミリー。
ひとりひとり違う役割を持ったファミリー。
それぞれの特質を認め合っていることに共感します。

 

世界は変えられないけど…
家族がひとつになれば乗り越えられる!

そんな意味を込めた作品を紹介します。

 

Aちゃんの弟は生まれつき心臓が悪く、成長して体力がついてきたら手術をする事になっています。
難しい手術なのでしょう。お医者さんがいろいろなプランを検討しているようです。
そんな時、Aちゃんが作った作品。
いかだの様な船に家族が並んで船を漕ぎ出します。
いかだの船は不安定かもしれません。
家族は並び、対等な家族関係で頑張っています。

 

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オールを作ってAちゃんが一言。

 

「あれ?これだと弟がオールを持つんだ、大丈夫かな?」

 

「大丈夫だよ。家族がそばについてるから」

 

「そうだね」

 

Aちゃんは家族が大変な時に自分にはどんな役割があるのか考えているのでしょう。
そして自分にとっても家族の絆や結びつきが大切で、糧になると感じていると思います。

その後、おとなのクラスに初めてAちゃんのお母さんが参加してくれました。
そんな時でもアトリエに出向いてくれることが嬉しいです。

 

その日は貝殻で作る、夏のリース。

お母さんがつけていった、貝殻は4つずつ。家族の人数です。
聞いてみると家族を意識して飾ったとのこと。
ひとつとして欠けてはいけない数なのです。

 

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お母さんも家族の絆を必要としているようです。

 

そして、Aちゃんは今度は家族の絵を描きました。
しばらく家族の表現が続くかもしれません。

 

いろのはで何かできるわけではありませんが、それぞれの家族を見守っています。

2018/05/07

アグリフェスタ2018 ~出会い~

GWも終わり、いろのはも明日からまた始まります。

 

ここ3年、さいたま市主催のアグリフェスタに「工作コーナー」としていろのはもでています。

今年も快晴♪

そして、3回目の今年もいろいろな出会い、再会がありました。

 

「去年もおととしも来てたよね?」「うん」「ありがとね。」

 

「どこからいらしたのですか?」「練馬から…。ここの公園、動物園があるから」

「わざわざ、埼玉までありがとう。どうぞまた来年もきてくださいね」

 

「Hさんだよね?」「え~~~!」

Hさんは私が幼稚園で課外講師していた時の保護者のご両親。15年ぶりくらい?

幼稚園だったYくんは20才。Yくんには会えなかったけど、中学生の妹さんを連れてきてくださいました。

熱心に時間をかけて創作していました。そして

妹さんと帰りに手と手をタッチ・・・

 

「あれ~~??」と遠くから歩いていらしたのはアトリエのOB・OGのお母さんふたり。

ご姉妹です。お子さんがいろのはに来てくれていました。

OB・OGのふたりは高校生、中学生になっていて、再会のことばは・・・

「おう!」のひとこと。

ふたりとも目がキラキラしていて…充実しているんだね、きっと。

 

いろのはの子どもたちも何人か来てくれたね。家族いっしょで笑顔いっぱい。

 

こんな時、地元でやってきてよかったな。と感じます。

 

そしてアグリフェスタにきてくれたひとりのお子さんがGWの一番のおもいでが

工作ができたこと。と日記に書いてくれたそう。

このお子さんはスタッフのHさんが働いている学童のお子さん。

去年は工作はしなかったけど、今年はチャレンジしたね。

Hさんに会えたこともおもいでのひとつだそう。

 

人と人の出会いはよろこび。やっぱりひとが好き。

 

アグリフェスタ2018