ピカソの陶芸 ことばのない鑑賞

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ピカソの陶芸 ことばのない鑑賞

いろのはのできごと

2014/04/20 ピカソの陶芸 ことばのない鑑賞

image"20日、「おでかけアトリエ」で埼玉県近代美術館に

ピカソの陶芸を観に行ってきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

ここでお伝えしますが「おさんぽアート」は「おでかけアトリエ」になまえを変えました。

こどもから「電車で行くなら おさんぽ じゃないじゃん」と言われたのです。

 

なるほど そうだね

 

そして今年はどこかに出かけて行って創作するという企画もたてたいな…と計画中!

なのでピッタリななまえに変更です。

 

こどもたちのおかげでアトリエもいい感じに変わっていきますね。

 

というわけで

 

「おでかけアトリエ」はあいにくの曇り空でしたが、

郊外の美術館はすいていていいですね。こどもたちもゆっくり觀れます。

 

 

今日の印象的なできごと・・・

 

E君は最近入会してくれた仲間です。

前日に友達の家にお泊りしていて、その友達のお母さんが一緒に連れてきてくれました。

 

入口まで来るとずっと立っていました。

 

みんなはもう中に入っています。

 

わたしが近づくと看板のうしろに隠れてしまいました。

しばらく待っていると時々私の顔を覗きます。

顔を覗き込むと・・・

 

「もうみたの」 どうやら家族で観にきたらしいのです。

「だから 入らない」

 

「そっか・・・」

 

「・・・・」 しばらく沈黙がつづきます。

 

「Eくんはもう観たからみたくないんだ。」 うなずくEくん・・・

 

ふたたび沈黙・・・

 

「わたしはまだ観たことないんだ。

よかったらEくんが観た作品で気に入った作品のところに連れて行ってくれない?」

 

さらに沈黙・・・

 

そして、Eくんは私の手を引いて中に連れて行ってくれました。

 

そして気に入った(?)作品の前で立ち止まります。そして次へ・・・

 

また作品の前で立ちどもります。そして次へ・・・

 

 

 

みんなと合流して下へ降りると

 

再び、Eくんは私の手を引いてさらに下の常設展のところへ連れて行ってくれました。

こんどは少し強くひっぱるように・・・

 

そして深い緑の色彩の中に女の人が立ってい作品の前に連れて行ってくれました。

 

その様子を見ていた別の子が私の手を引いて、

看護士の午睡を描いた絵の前に連れて行ってくれました。

 

 

 

ことばがないと人は不安でついついこどもたちにも

 

「なにが良かった?」と聞いてしまいます。良かったかさえわからないのに。

 

また展覧会に行っても

やたら「なにが気に入った?どこが?」なんて・・・

もう聞きませんよ。

 

こどもたちは充分、いろいろなことを感じ取っているのですから。

 

 

 

こどもたちは公園で思い切り遊んで

 

わたしは雑司が谷の「手創り市」に・・・

 

 

 

image"

一緒に参加したFちゃんはなにも言われなくても「ピカソに挑戦」の絵を描いたそうです。

 

写メが送られてきたので紹介しますね。

 

 

 

 

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