いろのはの夏休み2016

「みんなのアトリエいろのは」の夏休みは自由参加です。事前に申し込みをして、2時間でも3時間でも5時間でも来れます。

創作好きの子どもたちにとって、普段の2時間はあっという間です。なので、何時間もいる子どももいますがそれでもあっという間のような気がします。

夢中になれることがあるってほんと、いいですよね。

夏休みも自由創作ですが、夏休みの宿題をする子ども、数時間かけないと仕上がらない創作に没頭する子ども、なつやすみは休むものとアトリエには来ない子どもと分かれます。

今日は宿題をアトリエで創作した子どもの作品を紹介します。

与えられたテーマだったりテーマは自由だったりしますが、描いている様子やことばを聞いているとそこには心の中に持っているテーマや体験というものが現れています。

自分の家から巣立っていった鳥だったり、将来携わりたいと考えているものだったり、最近の嬉しかった体験だったり、創作しながら生まれた物語だったりします。

まっさらなゼロの状態から、こんな風に描きたい、こんなものを作りたい、と自分で考え始める様子にたくましさを感じます。そして、のびのびとした表現や細かい描写にすがすがしさを感じました。

子どもたちは宿題がひとつ終わった安堵感・・・「あ～いっこ、終わった！」のことばに・・・

夏休みの宿題は自ら決めてそれに対して努力する・・・なんて学校はでないかな。と思います。

そんな話を子どもたちにすると賛成してくれる子ども・・・「じゃ～何したいの？」と聞くことも楽しいひととき、子どもたちが何を考えているかわかります。

わたしもなつやすみが終わりに近づいて、宿題をしていました。（どれかわかりますよね）休み明けに「アーティストの表現から心のありようを読み解く」講座に参加するため、伊藤若冲の模写に挑戦していました。

私が選んだ蓮の花、描き始めてから気がついたのですがこれにも私の心のありようが隠されているのです。

知りたい方はまたゆっくりおはなししますね・・・

「大人にも宿題ってあるんだ・・・」と子どもたち。