「待つこと」の修行中

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「待つこと」の修行中

いろのはのできごと

2017/11/18 「待つこと」の修行中

子育てをしている時、子育ては待つことの修行だな。と感じたことがありました。

子どもが自ら、動き出すことを待つことは導いたりする事よりむずかしい、それを辛抱することができるのだろうか…

そんな風に思っていました。

 

そして、待っていた方がどんなに良かったかと思う事もたびたび・・・

 

時がたち、今は「いろのは」で私の修行は続きます。

 

ひとりひとりもっているものが違い、考え方も違う。日々、今声をかけるか見守るか手さぐりです。

 

今年、S君のお母さんが話してくれたことがあります。

 

家でも良く創作するS君、そばにいたお母さん、ついつい、こうすれば?あーすれば良くなるんじゃない?

と言ってしまったそうです。

 

するとS君、

 

「お母さん、ゆきえさんはそんなこと言わないよ。ぼくを待っててくれるよ」と返したそうです。

 

なに?自慢話?と声が聞こえてきそうですが・・・

 

そう感じとってくれているという嬉しい反面、気がひきしまる思い。

いろのはに来てくれている子どもが皆そんな風に感じてくれているかな。

「待ち過ぎ!」と思ってないかな・・・

 

「ただ待っているだけじゃないんだよ。待ち方があると・・・」とも言ってくれたそう。

 

それについては、あえて聞きませんでしたが、そんな風にS君がお母さんにこうしてほしいと話せる関係がいいな、と。

 

その少し前にS君のお母さんから相談を受けたことがありました。

 

どうしてもこうなって欲しいという想いが強いと・・・

どうしたらいいか一緒に考えました。

 

お母さんも私も一緒に待つことの修行です。

 

S君は、家で考え描いてきた絵を片手に今日も試行錯誤・・・

 

スティラコサウルスの角の部分を画用紙を使って、六面体に創作。

数字を書いて6本の線を引いて、折って、組み合わせて…2時間近くかかって完成。

自分で考え、ひとりでつくりあげた充実感は何にもかえがたいものです。

 

「次回、顔の部分もつくるの?」「ううん、ぼくの技術じゃここまで。今はこれでいい。」と笑顔。

創作の評価は自分で決める事と子どもたちは教えてくれます。

 

何か月後か、数年後か、いつか出来るようになる事をサポートしながら待っています。

そしてきっとできることを信じて。

 

いろのはのできごと S君作品"

 

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