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〒336-0926 埼玉県さいたま市緑区東浦和3-18-19
卒業に向けて・・・
「いつまでアトリエって続けられるの?」
子どもたちに時々、聞かれることがある。
「自分で決めればいいんじゃない?でもゆきえさんが死んじゃったりしたらごめんね」と私。
意外そうな顔・・・
「じゃ一番年上の人いくつ?」「もうすぐ20歳かな」
「へえ~~」
もうすぐ卒業式。。。
あと数日でアトリエで顔が見れなくなる子どものことを考えると、胸がワサワサしてくる。
今年は小学校卒業が4人、高校卒業が1人。
私にも心の準備が必要なので、2月のはじめくらいになるとそれとなく、
「アトリエどうするか、考えよっか…」となげかけてみる。
Yちゃん「え~~~来るに決まってるじゃん!!何言ってんのゆきえちゃん!」
「でも中学ってどうなの?来れる時間あるかな?」
(わたしも部活づけだったな)
Mちゃん「バリバリ来ようと思ってるけど」
(そっか)
高校生のNくん「あ~やっと、ゆきえさんの顔を見ないで済む!せいせいする~」
(良く8年間、通ってくれたね)
Kちゃん「無言・・・」
Kちゃんのお母さん「Kが来れなくなるけど、わたしはおとなのくらす来ていいですか?」
(やっぱり来れないよね)
Aちゃん「無言・・・・・」
(良く考えて自分で決めてね)
Aちゃんは7年半通ってきてくれている。3年生の時に塾に行きたいと親に頼んで
「アトリエか塾かどちらかにして」と言われてアトリエを選んだAちゃん。
お母さんが送迎できなくなっても、一人で通ってきている。連絡ノートも最近の様子を自分で書いている。
久しぶりに、お母さんとやってきた。
「Aは、引っ込み思案で・・・言えなくて。アトリエ続けたいそうです。」
(Aちゃんは引っ込み思案だろうがなんだろうが、自分のやらなくてはいけない事はやっている。)
Aちゃんは鳥に興味があり、いろいろな材料で創作していたが最近はずっと描画をしている。
近隣でみつけたカワセミ、サギ、メジロ、スズメなど写真に撮ったり、鳥の描画の本も持参。
「どうしたら、きれいな色が出せるか専用の画材と筆が欲しいそうです」
予算内で相談して、用意することを約束。
その日は私専用の透明水彩絵の具と筆を使ってもらった。
振り返ると、卒業する子どもたち…それぞれ自分の創作を追及しているな、と思う。
Yちゃんは目玉が気になり、目玉の創作をいくつもいくつも。
「気持ち悪いって言われるけど、落ち着くんだよね」と。
Mちゃんは最近切り絵にはまり、細かい切り絵に挑戦し続けている。
Nくんはずっと変身グッズと剣を作っていたが、ここのところ女の子キャラを描いている。
「彼女?いるよ!」と。
Kちゃんは、以前いろのはのできごとで紹介した、紙皿&紙コップ&芯の創作続行中・・・
伸びたり、びっくり箱的に発展している
続ける事は力になる事。そんな子どもたちに励まされる日。
22/03/25
22/01/03
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「いつまでアトリエって続けられるの?」
子どもたちに時々、聞かれることがある。
「自分で決めればいいんじゃない?でもゆきえさんが死んじゃったりしたらごめんね」と私。
意外そうな顔・・・
「じゃ一番年上の人いくつ?」「もうすぐ20歳かな」
「へえ~~」
もうすぐ卒業式。。。
あと数日でアトリエで顔が見れなくなる子どものことを考えると、胸がワサワサしてくる。
今年は小学校卒業が4人、高校卒業が1人。
私にも心の準備が必要なので、2月のはじめくらいになるとそれとなく、
「アトリエどうするか、考えよっか…」となげかけてみる。
Yちゃん「え~~~来るに決まってるじゃん!!何言ってんのゆきえちゃん!」
「でも中学ってどうなの?来れる時間あるかな?」
(わたしも部活づけだったな)
Mちゃん「バリバリ来ようと思ってるけど」
(そっか)
高校生のNくん「あ~やっと、ゆきえさんの顔を見ないで済む!せいせいする~」
(良く8年間、通ってくれたね)
Kちゃん「無言・・・」
Kちゃんのお母さん「Kが来れなくなるけど、わたしはおとなのくらす来ていいですか?」
(やっぱり来れないよね)
Aちゃん「無言・・・・・」
(良く考えて自分で決めてね)
Aちゃんは7年半通ってきてくれている。3年生の時に塾に行きたいと親に頼んで
「アトリエか塾かどちらかにして」と言われてアトリエを選んだAちゃん。
お母さんが送迎できなくなっても、一人で通ってきている。連絡ノートも最近の様子を自分で書いている。
久しぶりに、お母さんとやってきた。
「Aは、引っ込み思案で・・・言えなくて。アトリエ続けたいそうです。」
(Aちゃんは引っ込み思案だろうがなんだろうが、自分のやらなくてはいけない事はやっている。)
Aちゃんは鳥に興味があり、いろいろな材料で創作していたが最近はずっと描画をしている。
近隣でみつけたカワセミ、サギ、メジロ、スズメなど写真に撮ったり、鳥の描画の本も持参。
「どうしたら、きれいな色が出せるか専用の画材と筆が欲しいそうです」
予算内で相談して、用意することを約束。
その日は私専用の透明水彩絵の具と筆を使ってもらった。
振り返ると、卒業する子どもたち…それぞれ自分の創作を追及しているな、と思う。
Yちゃんは目玉が気になり、目玉の創作をいくつもいくつも。
「気持ち悪いって言われるけど、落ち着くんだよね」と。
Mちゃんは最近切り絵にはまり、細かい切り絵に挑戦し続けている。
Nくんはずっと変身グッズと剣を作っていたが、ここのところ女の子キャラを描いている。
「彼女?いるよ!」と。
Kちゃんは、以前いろのはのできごとで紹介した、紙皿&紙コップ&芯の創作続行中・・・
伸びたり、びっくり箱的に発展している
続ける事は力になる事。そんな子どもたちに励まされる日。