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〒336-0926 埼玉県さいたま市緑区東浦和3-18-19
おとなの評価はいらない・・・
こどもたちは良くおとなの言動や行動を観察しているな、と日々思う。
そこから自分が共感出来たり、出来ないことを学んでいる。
高学年は特にそう感じる・・・
Sくんは、表現したものを人にみせたい、アピールしたい。
アトリエに置いて行って、飾っといて!とよく言われる。
気に入った表現だと学校の友達までもアトリエに連れてきて
飾ってある作品を「どう?」などと聞いている。
そのSくんが
「この作品、みんなに感想聞いといて」と言われたことがある。
「おかあさんたちにも聞くの?」
「だめ、おとなには聞かなくていいや、おとなは、う・そ・つ・きだから」
「そうか。わかった」
おとなの本音とたてまえの使い分けや、うわべだけの言葉などいろいろわかってきているんだ・・・
「ゆきえさんは褒めないよね、でもアドバイスをくれる」と言われたことがある。
もちろん、褒められればうれしいことはわかっているけど、
表現は自分が満足したかとか、前の表現よりどう変わったかとか、心の表現がいかにできたかが
大切ではないかな、と考えているので、なかなか褒められないのである。
ご家族にも「うまい」「すごい」ではなく具体的に話した方がいいのでは、とアドバイスしている。
抽象的なことばはなかなかこころに響かない。わたしも日々、ことばは難しいなと感じる。
そんなS君の絵のみんなの感想・・・すこし紹介。
「こわっ!!」
「木が生えてあるところの顔が描いてあって、きもい!」
「神のわたしでも絵がうまいことがわかる」
「王様の顔がブス」
「ものがたりを感じる」
「頭と目がきになる」
「こわすぎ!でもデザインがユニーク」
「不思議な絵」
「ちょっとおもしろい、独特」
なかには暗号で「天才だ!」と読み解きクイズを考えてくれた子どももいた。
Sくんのこころには響いただろうか?
Sくんはもう、がい骨の絵はいらない!と言って次の表現に・・・
小さな芸術家はもう先を行っている・・・
22/03/25
22/01/03
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こどもたちは良くおとなの言動や行動を観察しているな、と日々思う。
そこから自分が共感出来たり、出来ないことを学んでいる。
高学年は特にそう感じる・・・
Sくんは、表現したものを人にみせたい、アピールしたい。
アトリエに置いて行って、飾っといて!とよく言われる。
気に入った表現だと学校の友達までもアトリエに連れてきて
飾ってある作品を「どう?」などと聞いている。
そのSくんが
「この作品、みんなに感想聞いといて」と言われたことがある。
「おかあさんたちにも聞くの?」
「だめ、おとなには聞かなくていいや、おとなは、う・そ・つ・きだから」
「そうか。わかった」
おとなの本音とたてまえの使い分けや、うわべだけの言葉などいろいろわかってきているんだ・・・
「ゆきえさんは褒めないよね、でもアドバイスをくれる」と言われたことがある。
もちろん、褒められればうれしいことはわかっているけど、
表現は自分が満足したかとか、前の表現よりどう変わったかとか、心の表現がいかにできたかが
大切ではないかな、と考えているので、なかなか褒められないのである。
ご家族にも「うまい」「すごい」ではなく具体的に話した方がいいのでは、とアドバイスしている。
抽象的なことばはなかなかこころに響かない。わたしも日々、ことばは難しいなと感じる。
そんなS君の絵のみんなの感想・・・すこし紹介。
「こわっ!!」
「木が生えてあるところの顔が描いてあって、きもい!」
「神のわたしでも絵がうまいことがわかる」
「王様の顔がブス」
「ものがたりを感じる」
「頭と目がきになる」
「こわすぎ!でもデザインがユニーク」
「不思議な絵」
「ちょっとおもしろい、独特」
なかには暗号で「天才だ!」と読み解きクイズを考えてくれた子どももいた。
Sくんのこころには響いただろうか?
Sくんはもう、がい骨の絵はいらない!と言って次の表現に・・・
小さな芸術家はもう先を行っている・・・