キャラクターの描画の変遷

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キャラクターの描画の変遷

いろのはのできごと

2018/09/18 キャラクターの描画の変遷

きょうも「いろのは」は、それぞれが思い思いに創作をしています。

石膏をかたどって削ってみたり・・・

まんがを描いたり・・・

えのぐのにじみとクレヨンの描画を楽しんだり・・・

 

自主的にこどもたちが今日の2時間、やることを考えているので

なかにはキャラクターを描く子どももいます。

 

絵画や造形の教室にいったらキャラクターを描く事は禁止されるかもしれませんが

その意味や変遷はとても興味をひくものです。

なぜ、そのキャラクターに惹かれるのか養育者の方と一緒に考えていきたいと思っています。

 

夏休み前におかあさんから学校で、色の使い方がいいと褒められましたと見せてもらった絵をみて

最近のMくんの自信に満ちた、画面いっぱい大きく描くキャラクターの構図に似ているなと感じました。

写真記録している今までのキャラクターの絵をもう一度見返してみました。

 

Mくんはゲームが好きなので、そのキャラクターが時々描画に現れます。

 

2015年はアグリバード  丸を描くという事で、描画的には基本の段階かと思います。

2016年になりゲームの全体をとらえるような構図が出てきて・・・

2017年には、四角が組み合わされたマインクラフト・・・自信が持てず、画面の割に小さく描いています。

そして今年になって画面いっぱいに(四つ切)腕を動かし体全体で描いています。

描き続けることで、小さく自身がなかったマインクラフトも大きく自信が満ちてきて自分自身を投影しているようです。

でもこの時はまだ正面です。

そして1ヶ月もしないうちにマインクラフトを立体的にとらえる、斜めから見た描画。

このころ、学校で歯磨きのポスターを描いたのかと思います。

 

 

そして、お母さんもMくんが描いたキャラクターを受け入れています。

Mくんが描きたいと思うスプラトゥーンの画像をわざわざコピーをしてくれていました。

 

それを持ってやってきたMくん、写すことなく絵をみてさらさらと描いていました。

いよいよ動きのある人物像にきたか!

その発展は目をみはるものがありました。

 

高学年になってキャラクターだけでなくいろいろなものを描いていくのだろうな。

そんな期待をもたせてくれるひとときでした。

 

お母さんからは、規制のない創作がMくんにとってぴったりだったと話してくださいました。

工作も先生から既存にとらわれていない発想があると言われたそうです。

 

そして夏休みの宿題でだした絵はお米のコンクールの描画。

描画を出したのはクラスでひとりだけだったとか。

そんなMくんを誇らしく思う反面、複雑な心境。

 

高橋 海月 キャラクター変遷"

 

高橋 海月 学校の絵"

 

高橋 海月 お米の絵"

 

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