たんこぶ

2週間前のC君の作品です。

「怒られてたんこぶができちゃった！」

と話していました。

 

赤いふわふわボールをたんこぶに見立てています。お！いいアイディアと思いながらも

 

何か怒られることがあったのかな？

このところ怒られてばっかりなのかな？

いろいろなことが頭をめぐります。

たんこぶの作品はいままでも見たことがありましたｇ、なにか自分に対する「やっかいもの」

のような印象を受けます。

 

迎えに来たお母さんに聞いてみても首をかしげています。

 

こどもたちは感じたままを表現しているので何もないわけはありません。

 

 

気になったまま今日のアトリエ・・・

 

C君は自我がでてきて、なんでも自分で、自分で、自分でやりたがっていました。

ふと気がつくと、ホットボンドを手に友達のところへ・・・

ふと気がつくと、カッターを使っている小学生のところでカッターを一番長くしてみたり・・・

ふと気がつくと、ビーズの紐を自分の首に巻いて首吊りしてみたり・・・

 

ギャ～それはダメだよ！

 

アトリエは何をしても自由ですが、危険がおよぶことはダメです！

 

ついつい私はC君の行動から目が離せなくなり・・・

 

ついつい行動を起こすと「ちょっとまって」と静止させていました。

 

そして…

 

そうか～

 

 

こういうことだったのか？と感じました。

 

お母さんとのれんらくノートにも「最近、なんでもヤダという」と書いてありました。

 

せっかく自我が芽生え、自分でなんでもやろうとする成長の一過程を邪魔していたひとりがわたしでした。「やっかいもの」のひとりだったのです。

 

 

もちろん、危険なことは注意しなくてはいけませんが、道具をつかいこなせるようサポートしなくてはいけないのです。

まだ早いと思わないでやりたい時に身につくのだから・・・

 

反省しつつ…今日のC君の帰りの言葉を思いだしました・・・

 

 

 

自分の作品を集めて・・・

 

「今日のぼくのやりきった作品！」ときっぱり。

 

もうすぐ小学生のC君のことばを忘れないと思います。