何時間も続けること

いろのはの子どもたちは

活動の時間をどのように使うかも自分で考えて行動しているので

時間内にいくつも創作する子どももいれば、時間内にひとつ創作する子どももいます。

同じものをずーっと続けて創作しているこどももいます。

 

そんなスタイルが私は気に入っています。

 

Sちゃんのリカちゃんハウスづくりが始まったのは1月の末でした。

ひとつのタンスからです。

9月に完成をみました！

夏休みは宿題をやっていたので、まるまる7ヶ月くらいでしょうか…

その間

シャンプーやリンスなどの小物を作ったり、引き出しの機構を考えたり…

Sちゃんは自分でなんとかしようという気持ちがあり

何回か失敗しなければ、

「ゆきえさん、どうしたらいい？」とは聞いてきません。

だめだったら人にアドバイスを求める、というのもいいですね。

 

そうやって時間をかけたり、やり続けて進めていることが自分の糧になるんだろうなぁと思います。

周りの下級生も

「あんなの作りたい」と憧れの作品となりました。

 

完成して次のアトリエ。

（おおものつくって、気持ち萎えてないといいけど）

 

しばらく考えていたSちゃんは

「自画像描く！」

 

そこには目をキラキラさせた自信のあるSちゃんが描かれていました。

（ごめんね、全然萎えてないよね）

自信を持てるようになるためには、とても時間が必要だと思います。

そして自信が持てるようになるとまた創作が変わってきます。

 

子どものこころの様子が今日も垣間見れて、嬉しいひとときでした。