風をいれる

ことしも「みんなのアトリエ　いろのは」をどうぞよろしくお願い致します。

年末年始、快晴の日が多く、アトリエに向かう小高い道のすきまから富士山がよく見えて、

今年もありがとう、今年もよろしく

なんて富士山に向かって話しかけていました。

私は山が見えるところで育ったので、山は自分を守ってくれているような気がします。

年末年始、いろいろな原因でなかなかものごとがうまく回らず、どうしたものかと考えあぐねていたのです。

そんなとき、なにげなく家にあった本を手に取りパッとページを開くと、

「批判という風入れよ」という文字が目に入りました。

批判という風が吹き込まない閉鎖的なところは、必ず腐敗や堕落が生まれ、大きくなっていく。

批判は、疑い深くて意地悪な意見ではない。批判は風だ。頬には冷たいが、乾燥させ、悪い菌の繁殖を防ぐ役割がある。

だから批判はどんどん聞いたほうがいい。

今の自分の心に響きました。もちろんすぐにこころがスッキリするわけではないけれど

アトリエの風通しをよくするために何ができるかことしは考えていこうと、想いを強くしました。

みなさん、どんどんわたしにいろいろな風をください。

ちなみにわたしが手にとった本は「超訳　ニーチェの言葉」ディスカバー・トゥエンティワン

です。